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内田望 堀貴春

- group exhibition -

WestBund Art & Design

上海において国内外のギャラリーが高品質な現代アート作品を展示し、上海のアートマップを豊かにしてきたウエストバンド・アート&デザインに、内田望、堀貴春が出品。

両作家の精巧な美しさを湛えた作品はアジアのコレクターを魅了し続けています。


2025年11月13日(木) ー 11月16日(日)
West Bund Art & Design
Shanghai, China

内田 望 (Nozomu Uchida from Japan / 1987-) 
2010年多摩美術大学 美術学部工芸学科金属専攻卒業、2012年多摩美術大学大学院 美術研究科工芸学科金属専攻卒業
内田は鉄や真鍮などを素材に、鍛金という工芸技法で、動物をモチーフにした作品を制作するアーティストです。現在は日本や香港、台湾でのアートフェアへの出展など、アジア圏で精力的に作品を発表している。
内田の作品は、人間とは異なる身体的機能を持ち、異なる環境で生きているにもかかわらず、同じ場所で共存する生物たちの姿を捉えている。人間が能力を補う為に作り出したメガホンやボイラーといった科学技術的なモチーフと、生まれながらにその能力を持った生物の姿を融合させることで、生物が持つ特殊な能力を強調し、内田の世界を見るまなざしは、そのようなあり方で生物たちと共にありつつ戯れている。


堀貴春 (Takaharu Hori from Japan / 1996-)
2014年東京学館船橋⾼等学校美術⼯芸科卒業、2016年愛知県⽴瀬⼾窯業⾼等学校専攻科修了、
2019年⾦沢卯⾠⼭⼯芸⼯房修了、2020年⾦沢市にアトリエ設⽴
幼少の頃より昆⾍に興味を持ち、昆⾍を愛でることにより獲得した堀の昆⾍に対する深い造詣は、昆⾍が持つ造形的な美しさや構造的な⾯⽩さなどを陶という素材に溶け込ませ、確固としたオリジナリティを有する作品へと昇華させている。昆⾍と分かる具象的なモチーフばかりではなく、昆⾍の構成要素を抽象化することでより⽣命感を宿した抽象作品も発表している。
主なシリーズとして、⽩磁器に進化を遂げた「⽩蟲」、複眼が器のデザインへと昇華した「⽩透眼」、昆⾍たちが果物や野菜に擬態した「MODOKI」、昆⾍の要素を抽出して抽象化した「Rebooting」シリーズなど。
2022年には、第16回パラミタ陶芸⼤賞展にノミネートされるなど、若くして卓越した作陶技術は⾼く評価されている。堀の⼿により昆⾍たちは陶の世界でも今なお独⾃の進化を続けている。

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